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発達障害傾向の毒親、自己愛性人格障害の家族、自分もきっと発達障害気味。

鈍感なのに敏感

 発達障害のひとつの特徴でもあると思うのだが、毒親は頭が悪い上にとても鈍感で自分のことしか考えられないのに、一方で驚くほど敏感な部分がある。空気を全く読めないのに、異常なほど環境の変化に敏感なのだ。普通の人なら気づかないだろうと思うようなことに気がついて、介護する側として発狂しそうになることがよくある。

 私にもそういうところはあるのだが、発達障害の人は、脳にダメな部分があるからこそ、脳の他の部分がそれを補うためにより発達した、他の部分で補っている、という感じがすごくある。単なるバカで能力が低い人というなら、それはそれで扱いやすいかもしれないのだが、妙に出っ張っている部分もあるから厄介なのだ。だから肯定的に見る人は、発達障害のいい部分を伸ばそう!などと主張する。それは正しいし私自身もそうありたいけれど、こと毒親の場合はただ厄介。なぜならこの敏感さは、子供を力づけたり伸ばしたりという方向には、絶対に絶対に絶対に働かない。ただ自分の生存のためだけに使われる。子供は愛情を注がれることもなく、人格を尊重されることもなく、利用され搾取され、人間性が歪む。これは私だけでなく、5人もいるきょうだいが全員そうなのだ。

 年が13から20も離れているので疎遠でそんな話をしたこともないが、多分全員があの家に生まれたことを恨んでいる。「縁を切った」と言って行方をくらました人もいる。ただ1人、毒姉だけが外から見ればまともに見えるかもしれないが、私から見ればこの糞姉が最も病んでいる。

 糞姉は迷惑で有害な自己愛性人格障害で全て自分に都合よく解釈する。美辞麗句が大好き。かなり演技的で毒親に会いにくるといつも気持ち悪い演技に酔っている。ただし他人から見えないところでは何もしない。極度の見栄張り。自尊心ゼロの私とは真逆の性格。スカイツリーより高いプライド。周りから美人とチヤホヤされてきたのがそれに拍車をかける。いつも自分がえらくて悪いのは相手。高圧的な態度。極度の権威主義でかなわないと思うと媚びへつらう。抽象的な思考が全くできないバカだが、毒親と同じくそれを補う部分があり、こちらは機関銃のように喋りまくり相手を圧倒して勝ち誇る。

 要は毒親と同じ性質のバリエーションなのだ。糞姉は私とは14歳離れているので、私はダブル毒親(父親も入れたらトリプルか)の被害を受けて育ったようなものなのだ。

 機能不全家庭で育ったのなら人間性が歪むのは当然のこと。自省的になったり厭世的になったりして性格が暗くなる方が自然だし人間らしい。他のきょうだい達はそうなっているが、そうならなかった糞姉は、本当に、毒親にそっくりなのだ。こんな迷惑なブツは早く消えてなくなった方が世のためなのに、本当に迷惑な再生産だ。