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発達障害傾向の毒親、自己愛性人格障害の家族、自分もきっと発達障害気味。

毒親退院

 入院してすっかり元気になった毒親が、先週退院した。家から車椅子を持って行き、支払いを済ませて、もらう薬の量でやりとりが長引いて疲れた。大きな荷物を抱えながら車椅子を押して連れて帰り、部屋を整理して新しい布団を敷いてやって落ち着かせる。休む間もなくケアマネや業者が集まり担当者会議。ケアマネさんのお父さんは毒親と同じ歳だったが、昨日亡くなったという。通夜が明日とのことで忙しい中来てくれた。

 よく言われることだが、あまりに長生きしすぎてかつ介護も長引いた場合、亡くなってもあまり悲しいとか大騒ぎするものでもないのかもしれない。家族はもう介護で疲れ果てていて、突然亡くなったわけでもないのだから。大騒ぎして悲しむ家族がいたとすると、それは介護をしていない家族だ。うちの場合も、介護はしないでたまに来るだけなのに、「私はこんなにやった!」と豪語できる自己愛性人格障害の糞姉だけが大騒ぎするのかもしれない(父親が死んだ時はそうだった)。

 ただ、ケアマネさんのお父さんが亡くなったと聞いて、ああ、その分毒親は元気になるのかな、と思ったりした。周囲の人が死んだり不健康になることで、その分の生気を吸い取ってより元気になる、といったバンパイアみたいな人が世の中にはいる。

 会議が終わって皆さんが帰ったら、食料の買い出し。買ってきたものを冷蔵庫に入れようとしたら、冷凍庫の中がカビだらけ。入院期間の3ヶ月弱の間電源を切っていたからだ。冷凍食品が溶けてしまうので、急いで引き出し、水をかけて洗う。中までカビでまっくろ〜。

  それから買ってきたお惣菜を毒親に出してから、入院中の洗濯物を洗濯。毒親は一人で食べるのが不満そうだが相手をしている時間がない。洗濯の間にデイサービスの着換えの準備、入院の間に季節が変わったので服の入れ替えなどもする。

 クタクタに疲れて帰り道、駅からの20分の道を歩きながら、背中が痛い。腹痛と吐き気がする。家に帰るとますますひどくなった。私は極度にストレスがたまると腸炎になることがあるのだ。

 糞姉は車を持っているが、前回の入院時、毒親が退院すると伝えると、「家で待ってるわ」と言い放ち荷物運びも手伝わないクズである。嫌な思いをするだけなので、今回は伝えていない。助けてくれる人はいない。

 翌日、腸炎で10回以上吐いた。でもまた翌日は毒親を見に行かなければいけない。今もずっとお腹の調子が悪い。毒親の明るく笑う顔を思い出すと文字通り吐き気がする(^_^;)

 介護してる人はこう考える人が多いだろう。自分より親の方が元気なのではないか、自分の方が先に倒れるのではないか、先に死ぬのではないかという不安とやり場のない怒り、自分が犠牲になる理不尽さ。